コレステロールのLH比についてLDL/HDL比とは?

2007年に動脈硬化学会が発表したコレステロールのLH比についてです。

LH比とは、LDL÷HDLから出した数値を指していて、

LH比2.5以上かどうかで、動脈硬化や心筋梗塞の可能性を判断しています。
①LH比が2.5以上=動脈硬化や心筋梗塞の可能性あり

②LH比が2.0未満=持病がない方の目標値

③LH比が1.5未満=高血圧や糖尿病の方の目標値

最近では、このLH比を重視する医師も多く、

LDLコレステロールやHDLコレステロールが正常値でも

動脈硬化や心筋梗塞の危険性を説明するようになっています。

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(例)
LDLコレステロール103mg/dl(正常値)
HDLコレステロール41mg/dl(正常値)の方

LH比=103÷41=2.51となり、
LH比では、動脈硬化や心筋梗塞の可能性があると診断されることになります。

このLH比2.5未満や2.0未満といった数値は、

達成するにはかなり難しい数値となっています。

特に持病(高血圧や糖尿病)がある方の目標値1.5未満という数値は、

達成するには相当な努力が必要だと思います。


<LH比を下げるには?>

LH比を下げるには、

LDLコレステロールを下げて

HDLコレステロールを上げるのが一番の近道です。



LDLコレステロールを下げる方法は、

当サイトでもたくさんの記事を書いてますが、

努力と比例して下がることも多いコレステロールです。

しかしながらLH比に大切な

HDLコレステロールを上げるのは難しいのが現状です。

LDLコレステロールを下げて、LH比を下げるという対策が一番良いのかもしれませんね。


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