コレステロール薬 一覧

コレステロール薬を一覧にします。

スタチン系薬剤(HMG-CoA還元酵素阻害剤)

肝臓におけるコレステロールの生成を抑制する薬。

商品名:リピトール、リポバス、ローコール、リバロ、メバロチン

副作用・・・下痢、腹痛、倦怠感、末梢神経障害、肝機能障害

フィブラート系薬剤との併用不可。横紋筋融解症を引き起こす可能性がある。


フィブラート系薬剤

中性脂肪を20~40%・総コレステロールを10~20%も下げる効果が期待できる薬。

商品名:アモトリール、ベザトールSR、リポクリン

副作用・・・下痢、疲労感、発疹

スタチン系薬剤との併用不可。横紋筋融解症を引き起こす可能性がある。


陰イオン交換樹脂製剤

肝臓でコレステロールが再生成されるのを防ぎ、コレステロールを下げる働きがある。

商品名:コレスチミド、コレスチラミン

副作用・・・便秘や腹部の張り感


プロブコール

コレステロールを肝臓へ戻す役割と、

肝臓でのコレステロールの生成を抑制させる働きがあります。

コレステロールが10%~20%下げる効果があります。

商品名:シンレスタール、 ロレルコ

副作用・・・下痢、発疹

プロブコールは、遺伝性の脂質異常症薬としても使われます。


小腸コレステロールトランスポーター阻害剤

肝臓でのコレステロール生成又は食べ物のコレステロールが、

体内に吸収されるのを防ぐ薬です。

商品名:ゼチーア、エゼチミブ

副作用・・・肝障害、下痢、満腹感など。

HMG-CoA還元酵素阻害薬との組み合わせで効果が増大します。

逆に肝臓疾患の方は、スタチン系薬との組み合わせは注意して下さい。


ニコチン酸製剤

コレステロールや中性脂肪を下げ、HDLコレステロールを上げる薬。

商品名:ニコモール・ニセリトロール

副作用・・・顔のほてり(フラッシング)

スタチン系の薬とは同時服用は不可です。


EPA薬

青魚に含まれるEPA成分により、中性脂肪を下げる効果があります。

商品名:エバーデル

副作用・・・胃の不調、嘔吐感

EPAが豊富に含まれてる特定保健用食品も発売されています。


チェックのイラストコレステロールを下げるには、薬の服用前にする事があります。

コレステロールが高い原因の解明
②どのコレステロールが正常値を超えてるか
③それを下げるには何をするべきか

この3つを軸にして、正常値を目指す必要があります。


またコレステロールを色々な角度から知る事が大切ですので

ぜひ他の記事も参考にして下さい。

コレステロールの下げ方
男性女性
総コレステロールLDL
中性脂肪HDL